F1 Malaysia GP - 決勝

  • HONDA

開幕戦バーレーンGPのリプレイを見るような、もどかしい展開。
バトンはスタートはポジションキープしたものの、
ピットイン→モントーヤの後でロス→周回遅れでロス→ピットイン→モントーヤの後でロス。
さらに、重タンクではペースが安定しない。
で、アロンソに逆転を食らう。
戦略次第ではアロンソは崩せたはずなのに・・・


ルノーでコンスタントに1ラップ0.2〜0.3秒負けてる。戦略も良くない。
バーレーンGP〜マレーシアGPでハッキリしたことは、ハード・ソフトともにルノーに劣るということ。
でも手が届かない位置というわけじゃない。目標も明確になった。
あとはシーズン中の開発力の勝負だ。
・・・バリチェロ・・・触れないでおこう。

  • SUPER AGURI F1

驚いた。こんなに早く他チームとバトルできるとは思わなかった。
佐藤琢磨は格上チームのリウッツィトロ・ロッソ)、モンテイロ(MF1)と白熱したドッグファイトを展開した。
もう気合だとか根性とか意地を剥き出し。
リウッツィを抜き返すシーンはクリーンなバトルとは言い難かった。
でも、レースでポジションを奪い合うという、モータースポーツの面白さの原点を存分に感じさせてくれた。
さながら旧ザクガンダムに歯向かうガデム。
「素人め、間合いが遠いわ!」
そんな声が聞こえてきそうだ。


そしてフジテレビでは、片山右京が解説者の立場を忘れて、
「もう一度いけ!もう一度いけ!よおっしゃ〜!よし!よし!よーし!これは根性だ!」
と叫ぶ。
精神論、感情論。リアルスポ根。人間の本能の世界。


今日は良いものを見させてもらった。
佐藤琢磨のバトル
・WBCで多村がファールフライを壁に突っ込みながらキャッチしたファインプレー
本能の成せる業。