Ciber City Kawasaki [RELOADED]


作戦時間:2006/03/05   1:00 AM 〜 5:00 AM


舞台は再びKAWASAKI。
黒の上下、黒のバッグを身を纏い、カメラと30㎝程の小ぶりな三脚を手に工場地帯に潜入。
心境は、サイド7に潜入するジーン。
警察に見つかれば職質は免れない。


気温4℃

ジャンパーを貫く風。10分程歩くと外気と自分の皮膚の境界線が曖昧になる。
暗闇と寒さと同化して工場街をひたすら歩く。さらがらソリッド・スネーク


遠くに見える工場の光が徐々に近づくにつて俺の歩く速さも増した。
iPodCANON ROCKをリピート。
重厚で無機質な工場街とこの曲のマッチングは、映画の一本作れるくらいのインスピレーションを与えてくれる。


工場に到着。
まず、買ったばかりのワイドコンバージョンレンズを装着。
アングルを決めカメラを三脚にのせ、ピントを合わせる。
シャッター速度と絞りを設定、シャッターを押す時にカメラがブレる可能性が
あるので念のためセルフタイマーでシャッターを切る。素人なりの工夫。
ひたすら撮りまくる。と言ってもシャッターが長く1枚撮影するのに20秒から120秒を要す。地道な作業の繰り返し。


寒さの中での移動で体力を奪われつつも200枚の工場撮影、4時間のミッションを終え、KAWASAKIを後にした。


200枚。1枚撮影するのにおよそ45秒必要だとすると、約1.5時間撮影に費やしたことになる。
また、移動した時間は2.5時間程度。
疲労困憊。だがそれを上回る充実感、工場の放つエネルギーが俺の心をチャージしてくれた。


豊かな日本を影で支えるKAWASAKIの工場達。
KAWASAKIは裏切らない。
ヤクルトから中日に移籍した川崎と、一味違う。