2006 INDY JAPAN 300 mile(決勝)

fj_saf12006-04-22

インディ・ジャパンの観戦レポート。今日のブログは長編でお届けします。

出発

4時に起きて5時に出発。
渋滞も無くストレスフリーのドライブ。ノンストップで茂木を目指す。

到着

実は、俺の一番好きなサーキットはツインリンク茂木だ。多分、モータースポーツファンでは珍しいだろう。
それには一応、理由がある。
神奈川から茂木に向かうと、まず、首都高を突破する必要がある。眼下には都会的な風景が広がる。
そして、利根川を跨ぐと、一転、のどかな風景に。
常磐道水戸ICで高速を降り、山を越え、谷を超え、森を抜ける。
そして突如として要塞の如く出現するのが、ツインリンク茂木。
ドライブルートとして、完璧。到着するまでに遷移する風景が一つのストーリーとして、完結している。
で、サーキットに一歩踏み入れると、
「このまま〜どこか遠く〜連れてって〜くれないか〜」
「君は〜君こそは〜日曜日よりの〜使者〜」
そう、ホンダ資本のサーキトだけに、ホンダのTVCMとして定着している↑HIGH-LOWS↓の「日曜日よりの使者
がON AIRされていて、「シャララ〜、シャララ〜」と、心の中で口ずさみ、心が躍る。
家からおよそ、200キロの道のりだが、到着した途端、「来て良かった」と思えるのだ。
そんな道のりを経て、7時半過ぎにはツインリンク茂木へ到着。

入場

まずはグランドスタンド裏へ移動。
それにしても、朝の8時前だというのに物凄い人人人人人人人。

・・・もうね、アホかと。
早すぎだろ。
だいたいさ、お前ら、普段の土曜日は何時に起きてるのかと。
問い詰めたい。小一時間(ry。
俺もその一人だけど。

押切もえ

人多すぎなので、パドックへ移動。
したらね、パドックでも人だかりができてんの。
何かと思えば、女性向け雑誌「CANCAN」の「押切もえ」とかいうカリスマモデルが来場しているらしい。
しかも「CANCAN」読者を従えて。お前らIRLに興味あるのかと。問(ry
はいはい。カリスマモデルね。全く興味ありません。
・・・と言いながらも、激しくドアップで撮影する、俺。それでいいのか、俺。

・・・これは・・・非常にマズい。
俺は、カリスマモデルの真実の姿を・・・暴いてしまった・・・!
・・・まぁ、カリスマは、エビちゃん山田優だけで充分てことだな。

トライアルデモンストレーション

再びグランドスタンド裏に戻る。
お目当てはトライアルバイクのデモンストレーションである。

トライアルのデモンストレーションでは、ライダー自らがイヤホンマイクでトークしながら、ウイリーやジャックナイフを披露する。
インリンク茂木では欠かせないイベントの一つだ。
過去に何回も見たことがあるし、どんなトリックをするかも知り尽くしている。
しかし何度見てもトークが面白いし、バイクコントロールのテクニックにはため息がでる。
俺の中では予定調和的な面白さ。いくら見ても飽きない。


決勝レース前

再びパドックへ。決勝レース前にパレードラップが行われる。
唯一の女性ドライバー、ダニカ・パトリック。ゴルフの宮里愛の様な(見たこと無いけど)雰囲気・・・なんとなく。

ブルーインパルス

インディ・ジャパンの目玉イベントの一つでもある、航空自衛隊によるブルーインパルスの展示飛行。
国歌斉唱が終わると当時に、突如として上空に出現するブルーインパルス6機。



ぶっちゃけ飛行機も萌える。マジで。カッケー。
否が応でもテンションが上がる。

決勝レース開始!

「Gentleman Start Your Engine!」の掛け声と共に決勝レースのフォーメーション・ローリングスタートと続く。
俺はパドック側のピットロード入り口付近での観戦を決める。
んで、決勝レースが遂にスタート。
・・・ヤバイ。音が。マジでヤバすぎる。去年よりヤバイ気がする。
そして、実況が全く聞こえない。つまり、レース状況が良くわからない。
さらに、写真を撮ろうにも速過ぎてカメラで全く追えない。早々に流し撮り、断念。



クラッシュが発生。
撤去シーンを激写。無残・・・



またまたクラッシュ・・・


ピットイン。ピットレーンの車速ならなんとか撮影可能。
それでもシャッター速度は速めで・・・やっぱヘタレだな。


レースも終盤に。
そして、エリオ・カストロネベスが終始速さを見せつけ、危なげなく圧勝。ダン・ウェルドン3連覇を阻んだ。
期待の松浦は・・・7位。まずまずかな。でも、守るシーンの方が多かった印象。
ギアレシオの選択を誤ったということだが。

レース後

激闘を追え引き上げるマシン。

表彰式

得意の「金網登り」も披露してご機嫌のエリオ・カストロネベス
表彰式でも終始ハイテンション。




コース開放

気になるクラッシュ現場を確認。地面がエグれてる・・・

イベント終了

「INDY JAPAN」全てのイベントが終了した。
グランドスタンドのベンチで休憩。ふと、気づくとスタンドに居るのは俺だけ・・・
それもそのはず。レース終了から3時間以上経過している。日もくれてきた。


誰もいない・・・


マシンの奏でる爆音、迫力のバトルとクラッシュ、華やかなセレモニー。それらの出来事が嘘だったかのように、
スーパースピードウェイは静寂に包まれている。
聞こえるのは耳鳴りだけ。そりゃそうだ。あれ程のエンジン音を至近距離で聞いたんだ。
この耳鳴りが止んだ時、俺のインディ・ジャパンが終了する。

帰宅

ホンダコレクションホールを撮影。
8秒間のシャッターの間にカメラの目の前をトレーラーが横切り、ストライプのアクセントを加えてくれた。


本日最後の撮影。
閉館したホンダコレクションホール。


カメラのファインダーを覗いた時、ライトが滲んで見えた。
れれは多分、気のせいだ。