デュバルが初優勝

雨が降ったり止んだりと難しいコンディションのレースをロイック・デュバルが制した。
http://www.f-nippon.co.jp/result2006/index.html


面白いレースだった。
波乱を呼んだのは終盤の雨。1コーナー、デグナーなどでカタパルトから発射されるかのごとく、次々とマシン飛び出していく。
ウェットコンディションに翻弄され、コースを慎重に攻める日本人ドライバー勢に対して、外国人ドライバー勢はアグレッシブに
攻め続けていたのが印象的だった。
中でも一番キレていたのがドライブスルーペナルティ、ピット作業ミスで合計30秒以上ロスしたのにも関わらず3位に入ったトレルイエ
コースアウトしてもお構いなしの猛プッシュ。異次元の速さを見せていた。
フランス人ドライバーの後輩であるデュバルに勝たれたのはどんな気分なのだろうか。
結果的に外国人ドライバーが表彰台を独占したわけだが、掴むべくして掴んだポジションだといえる。


中嶋監督もうれしそうだ。
http://www.f-nippon.co.jp/press2006/index20060428.html

チーム総監督:中嶋悟
『今日のようなコンディションのレースでは、何よりもドライバーの力に尽きます。結果も最高でしたが、こんなすごいレースを見せてくれた全員のドライバーに『ありがとう』と言いたいです。』

それにしても面白いレースだった。ホント「ありがとう」です。