AMR
4時30分起床、5分で支度を終え出発。 (中略) 暗がりの中、船は少しづつ軍艦島へ近づく。肉眼で廃アパート群のディテールも確認できる。 揺れる船上で腰を低くしていたメンバー達も興奮して立ち上がる。軍艦島は目の前だ。 (中略) そして、遂に念願の…
野母崎先端の権現山の展望台まで移動し、軍艦島外観を撮影。 10月だというのに・・・驚くべきことに、桜が咲いている。長崎県恐るべし。 夕暮れまで軍艦島の撮影を行った後、同行するメンバーと合流して宿泊予定の民宿近くの風呂で汗を流す。 民宿へ移動し…
長崎自動車道を快調に飛ばし、長崎市内へ。 長崎市内の混雑を抜け長崎半島の先、野母先を目指す。夕暮れ時には到着できそうだ。 東シナ海に面した国道499号を海に沿って南西へ向かう。 気温は27℃。10月とは思えない暑さの中、半袖シャツに窓全開のリ…
無事長崎空港に到着し、空港であらかじめ予約していたレンタカー会社のスタッフと合流。 車の置いてあるレンタカーの事務所まで車で送ってもらい、レンタル手続きを済ます。 そして行き先をインプット。長崎県xx市xx−xx。 今回、4名のメンバーと行動…
悪夢の台風11号により打ち砕かれた夢・・・ あれから2ヶ月、ついにリベンジのチャンスが訪れた。 羽田空港発、長崎空港行きの飛行機を予約する。 実は、俺が飛行機に乗るのは実に13年ぶりの快挙。 まぁそれは置いておいて、今回の長崎行きの目的は当然…
昨晩も飲みすぎた・・・ 遠征最終日、頭痛と吐き気と戦いながら出発準備を整える。 ホテルを出て移動を開始。車は順調に遠征最後の目的地に進む。 この遠征で数々の廃墟を目にしてきた。もう、少々の廃墟で驚くことはないだろう。そう思っていた。 それは、…
8月19日 20:00 大阪から滋賀県は大津へ移動。宿はまたまたビジネスホテル。 大津駅から徒歩3分程度のホテルにチェックイン。そして例の如く自由行動に。 諫早、広島と2日連続夜のネオン街に消えた某メンバーも、大津駅周辺にネオンは見出せなかっ…
8月19日 10:00 軍艦島上陸を諦め、帰路につく我々一行のテンションは下がりきっていた。 既に廃墟そっちのけでグルメ珍道中と化していた・・・ そんな中、我々の遠征計画を知る関西方面の廃墟スペシャリストから吉報が届く。その内容はというと、 「…
台風から逃げるように九州を離れ、東に進む。 しかし、我々の進路を追いかけるように台風の雲が追ってくる。 とにかく、広島まで到着。行程の殆どが豪雨。全くツイてない。 8月18日 19:00 竹原慎二の故郷、広島で宿を探す。広島駅近くで適当なビジネ…
※今日の話は全てフィクションです。登場する施設の名称は架空のものです。 公開されている写真は全てCGです。本物ではありません。念のため。 8月18日 4:30 ホテルで目を覚まし、窓を覗く。強風と豪雨、大荒れの天候。 既にここ長崎県も台風11号…
8月17日 17:00 有明海から諫早方面を目指す途中、雲仙付近で温泉へ立ち寄ることになった。 適当な温泉を探している最中、「うぉぉ!」車内に歓声があがる。 温泉街に忽然と姿を現す廃墟。かなりの大きさだ。もちろん近づいてみる。 しかし、不気味な…
8月17日 6:30 目覚めると頭がガンガンする。昨晩飲みすぎた影響だろうか?それともフェリーの揺れのせいだろうか? メンバーからの朝食の誘いを断り、水分だけを口にする。 目覚めてから間もなくフェリーは新門司港へ入港した。 慌ただしく荷物をまと…
M観光ホテルの探索を終え、大急ぎで下山する。 神戸からはフェリーを使って一気に北九州は新門司へ上陸する。 刻々とフェリーの出航時刻が迫るなか、ヘトヘトの体にムチを入れて山道を下る。 なんとか搭乗手続きに間に合った。 フェリーは乗客定員810人…
灼熱の中の登山。ハイキングコースとはいえ、傾斜はかなりキツい。 だが、俺は登りきる自信があった。 実は、この日、この時だけのために毎日2キロの走りこみ修行をしていたのだ。 運動からは遠ざかっていたものの、元々マラソンは得意分野だったため、2週…
8月16日 4:00 滋賀県まで移動した我々は漫画喫茶で休息をとることになった。 最近では当たり前となりつつあるインターネット+漫画喫茶。 畳二畳程のフラットな個室を確保。クッションを枕に仮眠をとる。 ネットも漫画もシャットアウトし、休息にあて…
軍艦島 google:軍艦島 廃墟探索を嗜む上で、避けて通れない場所。憧れの地。 廃墟マニアでなく、一般人でもこの島について知っている人は多いだろう。 今回のターゲット。 ズバリ軍艦島への上陸だ。 廃墟探索を始めてほんの数ヶ月。 その数ヶ月の間に、廃墟…
仕事を放置したまま、後ろめたさを残しつつ一週間の夏休みに突入した。 そして、この夏、最大の冒険が始まろうとしている。 太平洋には台風10号と11号が発生しているが、この冒険にどういった影響を与えるのだろうか。 とにかく、無事無事に帰ってこれる…
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 続きものの第七話、完結編です。 オヤッサンは昔から同じ場所に住んでいるようで、地元の歴史に非常に詳しかった。 そんなオヤッサンから俺にとって、非常に衝撃的な話を聞くことができた。 今になって筆記用具を…
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 続きものの第六話です。 民家の玄関の引き戸は半開きになっており、隙間から60代位の男性(以下「オヤッサン」)の姿が見えた。 俺「ごめんください。近くで車が故障してしまって、救助を呼びたいのですが、携帯電話が…
第一話 第二話 第三話 第四話 続きものの第五話です。 車の中で3時間程度仮眠するが、暑さで目を覚ます。既に太陽は高く昇っていた。 このまま実家へ直行しようかと思ったが、もうすこし寄り道しようと思った。 今日の目的は廃入浴施設潜入だけでなく、買っ…
第一話 第二話 第三話 続きものの第四話です。 破られたドアのロックレバーに手を掛け、捻ろうとする。 カチッ、カチッ。 右に回せど、左に回せど、押そうが引こうがレバーが動かない。 と、次の瞬間、緊張が走る! ブォーン・ブォーン・ブォーン・・・・ ど…
第一話 第二話続きものの第三話です。 どうやら雑草が生い茂ったエリアは浴場の周辺だけで、それ以外の建物の外周はコンクリート で舗装されていて、難なく歩ける。浴場の目隠しのために草を生やしていたようだ。 裏庭の様子。 時間にして15分程かけて建物…
第一話 続きものの第二話です。 お盆に帰省できないため、帰省を兼ねて廃入浴施設に向かうプラン。 深夜2時に出発し、アクアラインを超えて房総半島へ上陸する。 今回も突発的な一人旅とあって、高速料金が手痛い。 走ること2時間。迷うことなく廃入浴施設…
2006年、夏。某日。 とある廃墟を扱うウェブサイトにアップされていた写真を眺めていたとき、俺の人差し指の動きが止まった。 次に出た言葉は、 「な、なんだってーーー!!!」 ディスプレイには見覚えのある風景。 映し出されていたものは、実家から車…
つづきもの。完結編。 第一話 第二話 第三話 第四話 お墨付き 9:00 AM 険しい山を越えて突入したのが馬鹿らしくなるほど、海女さんに教えてもらった「楽園」の出入り口は 容易に出入りが可能だ。 「楽園」の出口の傍ら、カメラと三脚を片付けた。 と、…
つづきもの 第一話 第二話 第三話 出会い系廃墟 8:30 AM 必死な思いで山を越え、辿り着いた「楽園」。 そこで女性の声が聞こえる。理解できない。 嘘だろ?一体どうやって入ったんだ?何のために? とにかく、見つからない様に息を殺して、ゆっくりと草陰に…
つづきもの 第一話 第二話 ランディング 8:00 AM ハイキングコースを下れば「楽園」に突入できる。もうひと踏ん張りだ。 ご丁寧に手すりが残っているため、楽々と突入できるように見える。 と、同時に、自分がどれだけ山を登ったのかと驚く。 休憩も挟…
つづきもの。 第一話 動機 「楽園」への突入は以前から考えていた。 管理地域であることから、まず管理者に内部に入れないか?問い合わせてみたが答えはNG。 残された道は強行突破。 しかし、正門は厳重に閉ざされ、突入するためには山を越える必要がある…
最近全然更新してない当ブログだが、ここで一発長編スタート。 前作「BACK TO THE RUINS」に続く、おれ自身のオナ○ー企画。 その名も「BACK TO THE PARADISE」。 introduction またまた廃墟へ向かう訳だが、今回突入した物件への思い入れは計り知れない。 幼…
今週末はサッカーワールドカップが開幕し、F1イギリスGPが開催される。 引きこもりフラグ立ちまくり。もうバリ3。TVにかじりつきの週末が待っている。 だのに、なぜ・・・ なぜか知らんが再び廃墟へ向かった。 片道4時間を車で飛ばし、プロレスラー…